昨日のTPP特別委員会ではNHKテレビ入りでようやく質問を致しました(写真1枚目、2枚目)。ただ、国民の皆様が現在最も心配しているのが熊本・大分九州地震の被災状況。民進党は与党に対して政府には委員会審議より災害対応を優先するよう要請致しました。ただ、与党側がどうしても審議を優先させたいとの事で私たちも委員会の拒否はしませんでしたが、質疑内容は政府の災害対応に絞る事としました。私もTPPに対する質問を元々は用意していましたが、とても落ち着いてTPP審議する状況にあらずという事で被災地の農業被害対応などを含め政府に説明を求めました。

 本日はテレビ入りではありませんでしたが、TPP特委対応大臣(TPP担当大臣、外務大臣、農水大臣)を中心にTPP特別委員会が開会されました。そこで我が党の質問に対し農水大臣が衝撃的な答弁を。それは与党自民としても「聖域を守る」としていた、また、国会決議でも「聖域を確保する」としていたコメなど農林水産分野「重要5項目」において現状のまま「関税削減」や「輸入枠拡大」などの変更ない(即ち「聖域が守られた」)品目(コメの中でも「精米」や「玄米」など通常私たちが使用する分類)が、何と「ゼロ」であると農水大臣が答弁したのです。これでTPPの結果は「守れた『聖域』ゼロ」即ち「国会決議違反」である事が明白になりました(写真3枚目)。与野党からのもっと言えば国民の代弁者たる国会からの決議を守らなかったという事実は政府与党にとっては致命的です。

 「攻めるべきは攻め」「守るべきは守り」、「国益」に叶うとしていた政府説明はもろくも崩れました。TPP協定そのもの以前の「約束破り」は民主主義の観点からNGと言えましょう。